【IT基礎知識】バックアップとアーカイブとレプリケーションの違い
インターネットの普及により企業が抱えるデータ量は日々増え続けています。いかに効率的にデータの保全を図っていくかは各企業の重要な経営課題となっています。今回はデータ保全の代表的な3つの手法について解説していきます。
バックアップ
バックアップは、データの複製をあらかじめ作成しておき、元のデータが破損したときに元のデータと入れ替えて活用する仕組みです。
アーカイブ
アーカイブは、長期保存が必要なデータをハードディスクやテープなどの記憶装置に記録し保管しておき、必要なときに閲覧可能にする仕組みです。メールや契約書、映像コンテンツなどアーカイブの用途は広がっており、ビッグデータ分析のための長期保存のニーズも高まっています。
レプリケーション
レプリケーションは、メインのサーバーとは別のサーバーを遠隔地に設置して、データをリアルタイムにコピーする技術です。リアルタイムでデータをコピーすることで直近のデータを、短時間で復旧出来ます。